「今の会社辞めたいな〜」
「仕事を辞めてばっかりなのって、やばいのかな」
「20代の平均的な転職回数が知りた〜い」
仕事って大変ですよね。
週5日働いて、2日間休んで、また週5日働くの繰り返し。
シフト制の仕事に従事している場合は、13連勤、22連勤といった長時間労働を課せられているケースも多々あります。
体を壊しては元も子もない。
そんなブラック企業はすぐに辞めて新しいところに転職すべきですが、次の会社もブラック企業で転職を重ねまくってしまうというのもよくあることです。
そこで、今回は20代の転職回数についてわかりやすくまとめてみました。
転職に悩んでいる方や、転職のしすぎて悩んでいる方は、ぜひご参考ください♪
20代の平均的な転職回数
一般的に、20代は基本的なビジネススキルを取得するための大切な時期です。そのため、一つの場所に根を張って頑張っている方が多い傾向にあります。
しかし、中には、
「仕事内容が自分には合わなかった」
「もっと興味がある職場で働きたくなった」
という理由で、転職をされる方が多いようです。
結論から言うと、20代の平均的な転職回数は1〜3回。
転職が身近なものになっているとはいえ、20代で3回以上の転職を繰り返されている方は珍しいといえます。
企業は転職回数を気にする?
企業側は、転職回数を気にするというよりも、転職することになった理由をとても気にしています。
「怒られて嫌になったから辞めた」
「人間関係が嫌になったから辞めた」
こういったネガティブな理由が転職の原因だと、自社に入社しても同じ理由で辞めてしまうのではないかと思ってしまうからです。
一方、「スキルアップのために転職をした」「もっと上のキャリアを目指すために転職した」というポジティブな理由での転職は評価するといった企業が多い傾向に。
転職理由がしっかりしていれば、企業側は転職回数は気にしないと考えて良いでしょう。
転職が多いことの3つのデメリット
転職回数が多いことで企業側から「こう見られるかもしれない」という下記の3つのデメリットを詳しく見ていきましょう。
てメリット
・計画性がない人間だと思われる
・採用してもすぐ辞める人だと思われる
・仕事に関するスキルが中途半端な人間だと思われる
計画性がない人間だと思われる
まず、1つ目の「計画性がない人間だと思われる」ですが、短期間に離職していると、「目標がないのかな」「何も考えてないのかな」と思われてしまう恐れがあります。
普通、会社では将来こうなりたいというビジョンを持っている人間が評価される傾向にあります。そのため、計画性がない人間だと思われると、内定がもらいにくくなるでしょう。
採用してもすぐ辞める人だと思われる
2つ目の「採用してもすぐ辞める人だと思われる」ですが、これも企業側からしたら大きなネガティブ要因です。
中途採用には、人材募集の広告を出したり、面接をしたりと大きなお金がかかります(詳細の金額は下記のリンクをご参照ください)。
また、人材育成に関しても、研修などの費用がかかります。
採用してもすぐ辞められると、これらのコストが全て無駄になってしまうため、採用は慎重にならざる得ないでしょう。
仕事に関するスキルが中途半端な人間だと思われる
3つ目の「仕事に関するスキルが中途半端な人間だと思われる」ですが、仕事をコロコロ変えていると、基本的なビジネススキルが身についていないと判断される恐れがあります。
石の上にも三年という言葉があるように、基本的な能力を身につけるには時間が必要です。能力が低くてても辛抱して頑張っていれば、やがて何らかの芽が出てくるといった考えは、今も社会には根強くあります。
一方、転職には「多くの経験ができる」というメリットも。
「転職回数が多い」ことは、企業への伝え方次第では、大きなアピールポイントになる場合もあります。
転職回数が多くても内定がもらえる3つの方法
企業の多くは、転職回数が少ない20代を好ましく見る傾向にあります。
しかし、転職回数が多い20代は、転職回数が少ない20代になることはできません。
ここでは、転職回数が多くても内定がもらえる3つの方法を見ていきましょう。
ポイント
・一貫したストーリーを創る
・嘘をつかない
・自己分析をしっかり行なう
一貫したストーリーを作る
転職回数が多いと、企業側から「この人はすぐ辞めてしまうかもしれない」という印象を持たれてしまいます。
しかし、目的意識が明確な人や、転職理由が明確な人は別です。
「私は将来こうなりたいというビジョンがあるため、何度も転職をしてきました」
「将来、起業を考えており、スキルをもっと磨きたいと思って転職を重ねてまいりました」
といった一貫したストーリーを自分の言葉で語ることが出来ると、「この人の転職回数が多いのは、理由があるんだな」と企業に思ってもらえる確率が高まります。
嘘をつかない
20代で転職回数が多いと、職務経歴を詐称したり、転職回数を嘘ついてしまう手段に出ようか考えることもあるかもしれません。
しかし、それは絶対にやってはいけない悪手。
一度嘘をついてしまうと、何度も嘘をつく羽目になり、しまいには大きく信用を損ねてしまう恐れも。
また、嘘をついて採用されたはいいけれど、採用後に嘘が発覚し、採用が取り消しになってしまうなんてことも考えられます。
そのため、嘘をつくことは絶対にやめておいた方が良いでしょう。
自己分析をしっかり行なう
3つ目は、「自己分析をしっかり行なう」です。
20代で転職回数が多い方は、もしかしたら仕事とミスマッチが起きているのかもしれません。
このミスマッチを防ぐには、自己分析をしっかり行なう必要があります。
自己分析を徹底的に行なうことで、面接にも自信がつき、内定をもらえる可能性が大幅にアップするからです。
リクナビでは、『3ステップで出来る自己分析』をご紹介しているため、ぜひこちらをご参考ください。
まとめ
本記事では、20代の転職回数についてまとめてみました。
結論を述べると、転職回数が多い20代は、就職が不利になりがち。
しかし、きちんとした理由を面接時に示すことができれば、多い転職回数もアピールポイントになるということをご紹介しました。
これから転職活動をお考えの方は、ぜひご参考ください。